「環境配慮型イベントや会議」を実現するカーボンオフセットの具体策とは?

近年、企業や自治体が主催するイベントや国際会議の運営において、「カーボンオフセット」という考え方が重要視されています。
脱炭素社会の実現が求められる中で、環境負荷の少ないイベント運営が企業の社会的責任(CSR)や持続可能な成長の一環として注目されているのです。

特に、企業のESG(環境・社会・ガバナンス)評価や、SDGs(持続可能な開発目標)との整合性を求める動きが広がる中で、イベントや会議のカーボンオフセット導入は「環境配慮のある企業姿勢」を示す上でも欠かせない要素となっています。

▼参考:期限迫るSDGs(持続可能な開発目標)│現在の進捗について最新レポートを解説

イベントや会議では、会場の電力消費や参加者の移動、廃棄物の発生など、多くの二酸化炭素(CO₂)が排出されます。
しかし、すべての排出をゼロにすることは現実的に困難です。そこで、どうしても削減できない排出量をカーボンオフセットによって相殺することが、環境負荷の低減につながります。

例えば、再生可能エネルギーへの投資、植林活動、森林保護プロジェクトの支援、カーボンクレジットの購入といった方法が活用されています。

本記事では、カーボンオフセットの基本概念から、イベントや会議での具体的な実践方法、さらに今後のトレンドまでを詳しく解説します。

これからカーボンオフセットを取り入れようと考えているイベント主催者や企業担当者に向けて、実践的な情報を提供することで、より環境負荷の少ない持続可能なイベント運営の実現をサポートします。

目次

カーボンオフセットとは

カーボンオフセットの定義と背景

カーボンオフセットとは、自らの活動によって排出される温室効果ガス(GHG)を削減または相殺するための取り組みを指します。

具体的には、企業や個人が日常生活や経済活動で発生させたCO₂などのGHG排出量を、別の場所での排出削減プロジェクト(再生可能エネルギーの導入、植林活動、炭素貯留技術の活用など)を支援することで埋め合わせる仕組みです。

この概念が注目されるようになった背景には、地球温暖化の進行と、それに対する国際社会の取り組みがあります。
1997年に採択された京都議定書や、2015年に採択されたパリ協定では、各国がGHG排出削減の具体的な目標を設定し、地球規模での気候変動対策を進めることが求められました。

しかし、すべての排出をゼロにすることは技術的・経済的に困難なため、「どうしても削減できない排出」をオフセットする手段として、カーボンクレジット市場が形成され、カーボンオフセットの概念が広まりました。

企業や自治体、イベント運営者などが、オフセットの仕組みを活用することで、経済活動を持続させながらも環境負荷を低減できるようになり、近年ではカーボンニュートラル実現のための戦略の一環として、様々な分野で導入が進んでいます。

▼参考:カーボンクレジットとは?その種類と違い:どれを選べばいいのか?

▼出典:我が国におけるカーボン・オフセット のあり方について(指針) 第4

カーボンオフセットが持つ意義

カーボンオフセットは単なる排出量の帳尻合わせではなく、持続可能な社会の構築に向けた重要な役割を担っています。その意義は主に以下の3つに分けられます。

1. 企業や個人が気候変動対策に積極的に関与する手段となる

カーボンオフセットは、企業や自治体が自主的に気候変動への責任を果たすための具体的な行動を示す手段となります。
自社の排出量を正確に把握し、削減努力を行った上で、どうしても避けられない排出をオフセットすることで、気候変動への取り組みを可視化できます。

特に近年は、ESG投資やサプライチェーン全体でのGHG削減が重視される中、オフセットを活用することで企業の環境対応力を高め、投資家や消費者からの信頼を得ることにもつながります。

2. 環境技術の発展とクリーンエネルギーの普及を促進する

カーボンオフセットによって資金が流入することで、再生可能エネルギーや森林保全、炭素回収・貯留(CCS)技術といった低炭素技術の発展が加速します。

例えば、オフセットクレジットを活用して風力発電プロジェクトが拡大すれば、化石燃料依存の低減につながり、結果として長期的なGHG削減が実現します。
このように、オフセットは単に排出を補うだけでなく、持続可能なインフラ構築を後押しする役割を果たします。

参考:エネルギーミックスとは | 日本の現状と未来を考える

3. 地域社会や生態系の保護に貢献する

オフセットプロジェクトの多くは、途上国の再生可能エネルギー開発や森林保全活動、持続可能な農業支援といった形で実施されており、これらは気候変動対策にとどまらず、現地の雇用創出や生物多様性の保護にも寄与します。

たとえば、森林再生プロジェクトでは、CO₂吸収効果だけでなく、生態系の回復や土壌の健全化といった副次的なメリットも生まれます。

こうした「気候変動対策と社会的貢献の両立」という観点が、近年のカーボンオフセットの意義をより大きくしています。

カーボンオフセットは、持続可能な未来を目指すための一つの重要なツールであり、排出削減の限界を補いながら、経済・環境・社会のバランスを取る役割を果たしているのです。

イベントにおけるカーボンオフセットの必要性

イベント開催時の環境影響

イベントや会議の開催は、短期間で大規模な人や資源が動員されるため、環境への影響が避けられません。
特に、多くの人が一か所に集まることで、大量のエネルギー消費や廃棄物の発生が伴い、その結果として温室効果ガス(GHG)の排出量も増加します。
イベントの規模が大きくなるほど、この影響は拡大し、持続可能な社会の実現に向けた課題となります。

1. 参加者の移動が排出する膨大なCO₂

イベントにおいて最も大きなCO₂排出源の一つが、参加者の移動です。


特に国際会議やグローバル企業のイベントでは、飛行機を利用する参加者が多く、これが排出量の大部分を占めます。
たとえば、東京からニューヨークまでの片道フライトでは、一人当たり約1.6トンのCO₂が排出されるとされています。
数千人規模のイベントでは、航空機の利用だけで数千トンの排出量に達することも珍しくありません。


さらに、国内移動でも、自家用車やタクシーの利用が増えれば、都市部の渋滞を引き起こし、排出量が増加する要因となります。

▼参考:SAF(持続可能な航空燃料)とは?その重要性と導入の現状、未来の可能性を解説

2. 会場のエネルギー消費と電力依存

会場の運営にも多くのエネルギーが必要となります。展示会場やコンベンションセンターでは、大規模な照明設備、音響機器、スクリーン、冷暖房が使用され、その電力消費は膨大です。

特に、化石燃料由来の電力が使用されている場合、CO₂排出量はさらに増大します。
加えて、サーバーや通信インフラの稼働もエネルギーを消費するため、オンライン参加を取り入れたハイブリッドイベントでも、排出量をゼロにするのは容易ではありません。

3. 飲食提供による環境負荷

イベントでは、多くの参加者に向けて飲食が提供されることが一般的ですが、その影響も無視できません。
食品の生産・輸送・調理にはエネルギーが必要であり、特に畜産業由来の食品はGHG排出量が高いことで知られています。
加えて、イベント終了後には、大量の食品ロスが発生することも多く、これが焼却処理されることで追加のCO₂排出につながります。

4. 廃棄物の発生と処理の課題

イベント後には、大量の廃棄物が発生します。紙のパンフレット、プラスチック製のノベルティ、使い捨ての食器などが大量に廃棄され、その多くが埋立地や焼却施設に送られます。
適切なリサイクルが行われない場合、廃棄物の処理による追加的なCO₂排出が発生し、環境負荷をさらに高める要因となります。

▼参考:企業に求められる資源循環とは? 廃棄物削減と温室効果ガス排出量抑制への道のり 

イベント開催が環境に与えるこれらの影響を考慮すると、排出量の削減だけでなく、残る排出量を相殺する「カーボンオフセット」の導入が極めて重要になります。

▼出典:環境省 イベントにおける環境配慮ガイドライン

カーボンオフセットによる環境保護の効果

カーボンオフセットを活用することで、イベントや会議が排出するCO₂の影響を軽減し、環境保護に貢献することが可能です。
オフセットは単なる排出量の帳尻合わせではなく、再生可能エネルギーの普及や森林保護、生態系の維持、持続可能なビジネスモデルの形成など、長期的な環境保全につながるさまざまな効果をもたらします。

1. 再生可能エネルギーの拡大とエネルギー転換の加速

カーボンオフセットの一環として、再生可能エネルギープロジェクト(風力発電、太陽光発電、水力発電など)に資金が投じられることで、化石燃料依存を減らし、社会全体のエネルギー転換を促進できます。
たとえば、イベント主催者がカーボンクレジットを購入することで、新たな再生可能エネルギー施設の建設を支援し、脱炭素社会への移行を加速させることができます。

2. 森林保護・植林による炭素吸収

森林は大気中のCO₂を吸収し、炭素を貯蔵する重要な役割を果たします。そのため、森林保全プロジェクトや植林活動への投資は、イベントのカーボンフットプリントを相殺する有効な手段の一つです。

イベントで排出されたCO₂量に応じて一定のクレジットを購入し、その資金を森林再生プロジェクトに充てることで、炭素吸収量を増やすことができます。
さらに、森林の保護は生態系の維持にも貢献し、生物多様性の保全という付加的なメリットももたらします。

3. 持続可能なサプライチェーンの形成

カーボンオフセットを導入することで、イベントに関わる企業やサプライヤーが環境配慮の重要性を認識し、持続可能な事業活動を推進するようになります。
たとえば、オフセットの一環として、エコフレンドリーな素材を使用する企業と協力したり、カーボンフットプリントの低い輸送手段を採用することで、業界全体の脱炭素化を後押しすることが可能です。

4. 企業の環境責任とブランド価値の向上

企業やイベント主催者がカーボンオフセットを活用することで、環境への責任を果たしていることを明確に示すことができます。

たとえば、「このイベントは100%カーボンニュートラルです」と明記することで、参加者やスポンサーに対して持続可能な取り組みをアピールできます。
これにより、環境意識の高い企業イメージを確立し、消費者や投資家の支持を得ることができます。

▼参考:【2025年最新】カーボンニュートラルとは?現状と今後のトレンド

5. 参加者の環境意識向上と行動変容の促進

カーボンオフセットを取り入れることで、イベントに参加する個人の環境意識を高めることも可能です。
たとえば、チケット購入時に「カーボンオフセット寄付オプション」を設けることで、参加者自身が環境問題に関与しやすくなります
。これにより、イベントを通じて持続可能な行動変容を促し、社会全体の脱炭素化を推進することにつながります。

どんなイベントがオフセットされているか


環境省が紹介している事例を見ると、青森ねぶた祭りや大阪のだんじり祭りなど他県からも多くの人が集まるお祭りや、そうめん流しのイベント、コンサート、スポーツの試合、医学系の学会での活用など多岐にわたります。

カーボンオフセットの他、会場でのポスターやコップなどを環境配慮素材で作ったものにし、回収してリサイクルを行う資源循環の仕組みを取り入れた事例などもあります。

▼出典:環境省 カーボン・オフセットの取組事例

Jクレジットの活用事例でも、会議やイベント・スポーツ、商品、サービス、印刷物などのカテゴリーに分けて事例が掲載されています。
例えばイベントを開催するのに〇〇t-CO₂e排出しており、それに対して、どういったJクレジットでカーボンオフセットをしたかが詳細に掲載されています。

▼出典:J-クレジット制度ホームページ クレジット活用事例一覧

イベントにおけるカーボンオフセットの取り組みと環境省のガイドラインの進化

イベントにおけるカーボンオフセットの導入は、排出量の算定から削減策の検討、最終的なオフセットの実施まで、複数のステップを伴うため、比較的複雑なプロセスとなります。

このような背景から、環境省は「会議・イベントにおけるカーボン・オフセットの取組のための手引き(Ver.1.0)」を平成23年に公開し、イベント主催者がカーボンオフセットを適切に導入できるよう支援してきました。

▼参考:会議・イベントにおけるカーボン・オフセットの取組のための手引き(Ver.1.0)

その後、気候変動対策やカーボンニュートラルに向けた取り組みが加速する中で、カーボンオフセットの考え方も進化し、現在では「イベントにおける環境配慮ガイドライン」において、事前の温室効果ガス(GHG)削減や環境負荷低減の指針が整理されています。

そして、カーボンオフセットに関する具体的な手順や基準は、「カーボン・オフセットガイドライン Ver.3.0」として随時更新され、会議やイベントでの適用方法も明確に定められています。

▼参考:環境省 イベントにおける環境配慮ガイドライン

▼参考:環境省 カーボン・オフセット ガイドライン Ver.3.0

会議・イベントでのカーボンオフセットの9ステップ


ステップ1:会議・イベントにおけるオフセットの企画立案

イベントのカーボンオフセット実施計画を策定するフェーズです。
対象とする範囲(スコープ)や目標を設定し、どの段階でオフセットを実施するかを決定します。

また、関係者と調整しながら、オフセット対象となる排出量の範囲(移動・エネルギー消費・廃棄物処理など)を明確にし、イベントまでの業務内容・スケジュールを把握したりし、必要な人員を明確にすることで全体像を把握します。

※目的例・地球温暖化対策の取り組みやオフセットの意義について理解を促進すること
・「見える化→自分ごと化→削減努力→埋め合わせ」という流れを作り出すことで、ライフスタイルや事業活動が低炭素型にシフトする契機を提供すること

ステップ2:体制づくり・役割分担

オフセットにかかる全体の取りまとめを行う責任者は誰か、算定に関わる情報を集める担当者、算定を行う事業者、クレジットの調達・無効化は誰が行うかなど具体的に役割を明確化しておくことで混乱が起きないようにします。

ステップ3:事前算定

役割を明確化したら、事前算定を行っていきます。会議・イベントにおけるどの部分(会議開催で使う電力使用、参加者の移動に伴うエネルギー使用、会議で使うポスターや紙の作成、廃棄物の処理で発生する部分など)を可視化するか決めます。

次に、可視化する部分に関わる活動量を把握するための情報を集めます。
当日に使うリーフレットやポスターの数、参加者がどの地域から参加されるか、廃棄物はどういったものがどれくらい出るか。

上記の情報を元に、活動量(重さや金額)を算出し、その活動量に、算定したい対象やエネルギー・サービスの排出係数(一定の使用量あたりのCO2排出量)をかけて温室効果ガスが全体でどのくらい出ているかを把握します。

※温室効果ガスを算定するコンサルやツールなどもあるので、それらを利用することも検討に上がってきます。

▼参考:温室効果ガス算定サービスの選び方と費用 | 比較ポイントと選定の視点をまとめました


・電力消費量×排出係数=電力使用で発生する温室効果ガス量
・一般廃棄物発生量×排出係数=一般廃棄物廃棄により発生する温室効果ガス量

▼参考:Scope2とは?定義から算出の具体例まで徹底解説

▼参考:Scope 3 カテゴリ5-事業の廃棄物 | 算定の手順とポイントを解説

ステップ4:クレジットの調達と無効化方法

上記でイベント・会議全体で発生する温室効果ガス発生量が把握できたので、クレジットの調達を検討していきます。
想定した発生量に対してオフセットを行うパターンと、会議終了後に実際の実績に基づいた発生量を再度計算してその分をオフセットするパターンの2つの手法があります。

昨今は、どういったクレジット(森林由来、省エネ由来、どの国で実施されているプロジェクトかなど)でオフセットされたかも注目されますので、イベントや会議の特色にあったものを選定すると参加者へ意義をより感じてもらえます。
※算定と同じく、クレジットの調達においても専門家を頼ることが多いようです。

▼参考:中部地方では、中部経済産業局により「中部産CO2クレジット」がまとめられており、情報共有なども合わせて行なわれています。

ステップ5:会議・イベント開催前の情報提供

事前の情報発信も重要です。せっかくカーボンオフセットの取り組みを行なっても、参加者に伝わらなければ意味がないので、HPで分かりやすく説明と共に告知する、チラシ、メールでも算定結果やオフセットプロジェクトの概要を伝えるなど積極的に発信していきましょう。

▼出典:【マンガ・イラスト総合学科】新潟県カーボン・オフセットマンガ受注!

ステップ6:イベントの実施(会場での準備・開催・撤収)

カーボンオフセットするので削減の努力はしないで良いということでは本末転倒になってしまいます。イベント実施前、実施中、実施後を通じて削減の努力はできる範囲で行うことも心掛けましょう。

・会場をアクセスしやすいところを選定し、来場までにかかる温室効果ガスの量を減らす
・参加者に服装面での協力を呼びかけて、空調の温度設定を適切に管理する
・会場で配るチラシやリーフレットを環境配慮素材を用いて作成する
・参加者にゴミの分別で協力を求め、廃棄するものもリサイクルする仕組みを回す
など取り組めることは多岐にわたります。

ステップ7:事後算定・評価

イベント・会議終了後は、実績値に基づき速やかに算定し、関係者で把握、分析し、次回の類似のイベントを行うときなどの参考にできるようにしておきます。

ステップ8:追加のクレジット調達・無効化

イベント終了後に実績値に基づき算定を行います。実施後にクレジット調達を行う場合、想定外の追加で排出した温室効果ガスは、このタイミングでオフセットします。
オフセットした後の報告はイベントHPなどで広く公開し参加者に訴求しましょう。

ステップ9:総括とオフセット完了報告

アンケートなどで参加者からの声を拾い、カーボンオフセットを実施した効果や改善すべき点を検証して終了になります。集めた情報に関しては、公開することで社会一般への理解促進に繋がることが期待されます。

また、オフセットの全体結果をまとめ、主催者や関係者に向けた報告を行います。必要に応じて、環境省や第三者機関へのレポート提出を行い、イベントの環境対策が適切に実施されたことを証明します。

これにより、イベントの透明性が向上し、持続可能な取り組みの実績を記録することができます。

▼出典:環境省 会議・イベントにおける カーボン・オフセットの取組 のための手引き (Ver.1.0)

▼参考:環境省 カーボン・オフセット ガイドライン Ver.3.0

まとめ

環境配慮型イベントの実現に向け、企業の社会的責任(CSR)やESG評価の観点から「カーボンオフセット」の重要性が高まっています。

イベントでは参加者の移動や会場のエネルギー消費により多くのCO2が排出されますが、削減努力だけでは限界があります。
そこで、どうしても削減できない排出量を、他の場所での削減・吸収活動に投資することで相殺(オフセット)するのがこの仕組みの要点です。

具体的には、再生可能エネルギーの導入や森林保全プロジェクトなどを支援し、その貢献量を「カーボンクレジット」として購入します。

環境省は、イベント主催者がこの取り組みを適切に進めるためのガイドラインを公開しており、①企画・体制構築、②CO2排出量の算定、③クレジットの調達・無効化、④情報公開、⑤完了報告といった9つのステップを推奨しています。

重要なのは、まず省エネや廃棄物削減などの排出削減を徹底し、その上で残った量をオフセットするという優先順位です。

青森ねぶた祭りや学会など多様な事例で既に活用されており、こうした透明性の高い取り組みは、企業の環境姿勢を明確に示し、ブランド価値向上にも繋がります。

カーボンオフセットは、持続可能な社会を目指す上で不可欠な戦略と言えるでしょう。

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